効く薬

ニキビに効く薬は?

にきびとは、日常的な現象であることから忘れがちですが、立派な皮膚疾患の一つです。
そのため、一番理想的なのは、皮膚科で診てもらうことです。
病院に行った際には、医者の考え方や、ニキビの深刻度によって処方される薬品が変わってきます。

大きく種類としては、内用薬と外用薬と分けられます。
ディフェリンゲル0.1%やダラシンTゲル1%などが代表的な外用剤となっていて、主な作用は毛穴を清潔にし、そこに皮脂を溜まってニキビができることを防いだり、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌します。
内服薬としては、ミノマイシンやビブラマイシン錠が挙げられ、体の内側からニキビの炎症を引き起こす細菌を殺菌したり、にきび治療に必要なビタミン類を補充することでニキビを治療、そして予防します。

日本で使用されているにきび治療薬は、低容量であったり、過剰摂取による副作用の心配のないビタミン類を処方することがほとんどであるため、基本的に副作用の心配はいりません。
海外で認可されている薬には、過酸化ベンゾイルなどが使われていますが、これらに関しては使用後のピリピリ感や赤みなどの副作用が報告されています。
皮膚疾患の治療ということで病院に行くのが一番ですが、忙しかったりすると、ニキビが出来る度に病院に行ってる暇なんてない!と言う人であれば、市販しているにきび治療薬を使うでしょう。

そこでドラッグストアなどに行ってみると、わかると思いますが、様々な会社が独自のにきび治療薬を開発しています。
その中で自分に合うものを探すためには、自分のニキビの状態、そして自分の体質を理解しておく必要があります。
にきび治療薬の種類としては、にきび予防薬、出来はじめのにきび治療薬、炎症などで重症化した治療薬が代表的でしょう。
もちろん、既に出来たにきびを治療するのに予防薬は効きませんし、細菌が増殖して既に悪化してしまっているにきびに殺菌作用が弱いニキビ予防薬は意味がありません。
また、ピーリング作用のある刺激の強い薬品であれば、敏感肌の人にとっては、にきび以上につらい結果になるかもしれないので、心配ならば、医師にかかることをオススメします。

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